デッキビルド型協力ボードゲーム イーオンズエンド
先日よくお邪魔しているボードゲームカフェにて、『イーオンズエンド』というボードゲームを遊ばせて頂きました。
感想などを書いていこうと思います。
世界観
プレイヤーは魔術師となり、自分達の拠点(人類最後の拠点らしいです)を襲いくるモンスター(ネメシス)から守り抜く。
というストーリーのゲームです。
ゲームルール的には、「他のプレイヤーと協力してボスモンスターを倒す」または「敵が攻撃できなくなるまで耐える」このどちらかを満たせば勝利というゲームです。
宝石や魔法、モンスターなどのファンタジー要素がつまったゲームです。私は結構好みなフレーバーでした。
ゲームシステム
「ドミニオン」に代表される、デッキビルド型のゲームです。
場に出ているカードを通貨で購入し、自分のデッキを強くしていく。というゲームです。
また、ブログタイトルにあるように協力して勝利を目指すゲームです。
他のプレイヤーへの攻撃や「モンスター討伐に一番貢献した人が偉い」みたいな要素はありません。皆で勝利を目指すゲームです。
以下、詳しいルール説明は行いませんが、個人的に気になっているルールをいくつか紹介しようと思います。
デッキシャッフルが無い
「ドミニオン」のようなデッキを作っていくタイプなのですが、デッキのシャッフルがありません。
デッキが無くなったら、捨て札の山をシャッフルせずにそのまま裏返して山札にします。
そのため次のターンに自分の手札に何が来るか予測することができ、戦略が立てやすくなります。
また、カードを使う順番を調整することで、山札の順番をある程度コントロールすることができます。
ボスモンスターと雑魚モンスター
なんと戦う相手はボスモンスター1体だけではありません。
ミニオンと呼ばれる、いわゆる雑魚モンスターがゲーム中に召喚されます。このミニオンが非常にくせもので、放って置くとプレイヤーや、拠点を延々と攻撃してきます。
「無視してボスの撃破を急ぎたいけど、無視する訳にはいかない……」というめんどくさい奴らです。
また、メインであるボスモンスターも様々な手段でプレイヤーを苦しめてきます。
プレイヤーや拠点への直接攻撃はもちろん、プレイヤーの攻撃手段を奪うなどの妨害攻撃も行ってきます。
ボスモンスターはそれぞれ、見た目や能力が大きく違います。有効な戦略も異なるため、ボスモンスター毎に違った楽しみ方ができます。
個性的なキャラクター
プレイヤーはゲーム開始時に担当するキャラクターを選択します。
キャラクターは固有の特殊能力を1つ持っており、攻撃に特化した能力を持つキャラクターや、味方のサポートを行うキャラクターなどそれぞれ個性があります。
そのため、選んだキャラクターによって異なる戦略でデッキを作り、戦うことができます。
「担当キャラクターを変えて再挑戦」ということもできる為、繰り返し遊ぶことのできる良い要素だと思います。
プレイの感想
今回2人でプレイしたのですが、ボコボコにやられてしまいました。(因みに1番難易度の低いとされているボスモンスターが相手でした)
初プレイだったこともあり、ボスモンスターが攻撃をしてくる度にその対処に追われてしまい、気付けばジリ貧に……
という感じでした。
デッキビルド型のため、プレイヤー側はゲーム後半になるにつれ、強力な魔法を放つことができます。これでボスモンスター討伐が楽になるはずなのですが、ボスモンスター側もゲームが進むにつれ、強力な攻撃を行うようになってきます。
何かの間違いかと思うような攻撃がドンドン飛んできました。
結果は惨敗でしたが、「次はこうすれば勝てるかもしれない」などと対策を立てて再挑戦したくなるほど、面白いゲーム体験でした。
次こそは人類を守り抜くぞ!